新しい習慣
新しい習慣作りとはなぜこんなに大変なのでしょう。
毎日の歯磨きは私たちの小さな歯が生えてきた日から、ほとんどは親や保護者が習慣づけてくれたものですよね。
ところが宿題、練習、トレーニング等新たに身につけたい技術のためのものというのは、とくに本人のやる気がないときは苦痛でしかないですよね。
ピアノでいうとレッスンや発表会は大好きだけど練習が嫌いで...という声がよく聞こえてきます。
私のお教室で習慣づけのためにおこなっているのは、学校の夏休みに配られるシールカードやラジオ体操カードのように、練習した日はノートに音符のたま(〇)をかくというものです。
え!?たま?結局マルでしょ?
見た目はたしかに同じですが、ポイントは練習できなかった日は無印ではなく休符を書くということなのです。(ちいさなお子様は×でOKです)
楽譜のなかの休符は音をださない部分です。しかし休みは「無」ではないのです。例えば休日は学校やお仕事に行かない日ですが各々のかたちで充電しますよね。そうするとお休みがおわってもまたがんばれる!休符も次の音符を生かすためのエッセンスといえますね。
さらに楽譜の最後に休符があることもありますね。その前の音符はどれくらいの長さかな?よくみて最後の休符も感じてくださいね。
話がそれましたが、そんな意味を込めて休符を書いてもらいます。意外とむずかしい休符を書く練習にもなりますよ。
毎日練習するひとは休符をかくのが苦手になってしまったりして(笑)