上達のカギ!これ、なあに?
生まれたての赤ちゃんは泣くことで空腹や不快感を訴えることしかできないけれど、目にするもの耳にするものすべてが新鮮で本当は色々聞きたいことがあるのかもしれません。
ベイビートークという古い映画がありましたね。あのころ私はジョン・トラボルタが大好きで...おっと早くも話がそれました!
2,3歳ごろからおしゃべりが上手になってくると、「あれなあに?」「これなあに?」と周りの大人が対応しきれないほどの質問攻めがはじまるのです。この攻撃に屈してはいけませんよ(笑) 逆に質問返ししたりして真っ向勝負です!!この話は、今回は置いておきまして。
そう、これこそが幼い子供が急成長する秘訣なのです!
大人になると色々な考えが先にでてきてしまってストレートに質問することが難しくなってしまいますよね。
きっと幼いころは自然にできていたこと。様々な経験をしてたくさんの質問や疑問にこたえてもらい、知識がふえて我慢も妥協もできるようになった大人は、質問や気になることがどんどんなくなってくるのです。あったとしても目をつぶって放置してしまうこともしばしば。愚痴は増えますが(笑)
そこで何とかひとつでも質問を絞り出してみてください。ひとつ見つかるとあっちもこっちも気になってくるものです。なぜ?なに?という思考のクセをつくってみましょう。
そうすると主体的に行動できるようになり、同じお仕事やお勉強も楽しく感じることができるかもしれません。
このように楽譜や音楽に関しても、ここはなぜ強く弾くのか、この記号は何のためにあるのかと、質問してみることはぐーんと上達するカギとなるでしょう。みなさんの先生に教えていただいたり、一緒に考えたりしながら、”私はこんなふうに弾きたい!”を見つけていきましょう。